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猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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再び途中経過。

外出先から帰宅し、再び掃除再開。
ダイニングキッチンの隅に押しやられている、ぱんぱんにふくらんだ紙袋数袋を解体することから始める。
いずれも本屋を辞めるときに証拠隠滅を謀って職場から持ち帰った書類である。
取り出して見てみると、あれもこれも思い出深くしみじみとしてしまうが、心を鬼にして次々に黒いゴミ袋に投げ込んでいく。

東京出張の際の出版社めぐりの地図もポイ。
ややこしい直取引の伝票の控えもポイ。
当時できたばかりの某出版社のパンフレットもポイ。
なんとかフェアのブックリストもポイ。
注文済のスリップの束もポイ。
入社直後に教わったあれこれを記したメモ帳もポイ。

私にしてはかなり捨てた。
それでもどうしても捨てられないものも半分くらい残った。

棚替の案を書きなぐったリスト。
歴史の棚を改善しようとひそかに勉強して作ったリスト。
バイトの子が作ったPOP。
いつかやろうと思っていたフェアのリスト。
お客様からの感謝の葉書。
売上改善のために書かされた大量のレポートの控え(裁判沙汰(?)等になったときのために控えを全部とってある)。

整理が下手なので、茶封筒やクリアファイルにそれぞれ分かりにくいタイトルがついていて、作業は混迷をきわめた。

「(秘)書類」「中見せるな」「何かの役に立つかもしれないものたち」あたりはまだかわいらしいが、それが「うやむやになりつつあるもの」になり、果ては「もたもたしているうちにつぶれてもた出版社」になり・・・。

もう二度と本屋の店員にならないかもしれないのに、どうして全部捨てられないのだろう。
片付け上手への道は険しい。
by nekomachi_fumiwo | 2005-06-11 23:01 | 日記