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猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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東大寺お水取り。

春を告げる行事として有名な、東大寺の「お水取り」(正式名称「修二会(しゅにえ)」)を見るために奈良へと出かけた。
巨大な松明を持ってお堂を走り回るイメージどおりの光景に感動。
松明からこぼれ落ちた火が何かに引火するのではないかということを心配しつつも(実際危ない瞬間があった)、闇に飛び散る火の粉の美しさに見とれた。
遠巻きにしか見ることができなかったので、中で何をやっているのかはまったく分からず。
さだまさしの「修二会」という歌(アルバム『逢ひみての』に収録)で得た知識で補いつつ見た(名曲なのでぜひ聴いてみて下さい)。
なお、詳しい説明はこちらを参照。

「お水取り」までの時間は、奈良公園で鹿と戯れたり(写真参照)、春日大社にお参りしたり、「高畑サロン」として有名な「志賀直哉旧居」を散策したりして過ごした。
東大寺お水取り。_b0070470_2245533.jpg
東大寺お水取り。_b0070470_22465920.jpg


奈良はすぐ近くまで山が迫り、どこまで歩いても草木や土や鹿のにおいがして、とても気持ちよかった。
春日大社の鳥居の太さや、東大寺南大門の尋常じゃない大きさを包むこんでしまう懐の深さは、やはり「歴史」とかそういうことになるのだろうか。
by nekomachi_fumiwo | 2005-03-09 23:50 | 日記