コラージュ。
2009年 11月 18日
ものすごい夢を見て目が覚めた。
しばらく呆然としていた。
おそらく19、20歳くらいのときに一番見たかった夢。
あのころはどんなに祈っても見ることができなかったのに、こんなに薄汚れてくたびれ果てた頃にリクエストに答えてくれるシステムだとは。
妄想の中だけでしか完結しない物語があったとして、覚醒しているときの妄想は能動的に自分で結論にたどりつく感じなのでほぼ先が読めるが、無意識が見せる夢の中で進む物語はまったく先が読めず、おそらく想像していたどんなストーリーよりも陳腐なのに、そのストーリーを生きる私の視覚や聴覚や触覚はリアルそのもので、何よりも心が震えていた。
いずれ消えてゆくであろうあらゆる感触を丁寧に思い出す。
都合のいい無意識のコラージュだった。
だけどおそらく今でなければ見られない世界でもあった。
夢の中の私の唇からこぼれ出た言葉を思い出す。
その一つ一つが詩だった。
誰のための言葉でもなく、それはただ自分自身のための言葉だった。
しばらく呆然としていた。
おそらく19、20歳くらいのときに一番見たかった夢。
あのころはどんなに祈っても見ることができなかったのに、こんなに薄汚れてくたびれ果てた頃にリクエストに答えてくれるシステムだとは。
妄想の中だけでしか完結しない物語があったとして、覚醒しているときの妄想は能動的に自分で結論にたどりつく感じなのでほぼ先が読めるが、無意識が見せる夢の中で進む物語はまったく先が読めず、おそらく想像していたどんなストーリーよりも陳腐なのに、そのストーリーを生きる私の視覚や聴覚や触覚はリアルそのもので、何よりも心が震えていた。
いずれ消えてゆくであろうあらゆる感触を丁寧に思い出す。
都合のいい無意識のコラージュだった。
だけどおそらく今でなければ見られない世界でもあった。
夢の中の私の唇からこぼれ出た言葉を思い出す。
その一つ一つが詩だった。
誰のための言葉でもなく、それはただ自分自身のための言葉だった。
by nekomachi_fumiwo
| 2009-11-18 23:27
| 日記