猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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極黒サイン会。

今日は、とても大切な友人(なんて言っていいのか)すぎなさんの、短歌研究新人賞受賞記念食事会&サイン会。
とある掲示板が縁で知り合うことのできた、普段はなかなか会えない西日本の素敵な友人たちと数年ぶりに会って、いろいろ話して楽しかった。

短歌のことは何も分からない。
作ることはもちろん、作品を読み解くことも何もできない。
だけどすぎなさんの短歌は特別。
平易な顔をしているのに深くてやさしくてかわいくて心地よくてちょっと照れくさそうで何だか得体が知れないのにその手を離したくなくなる何かよく分からない生き物みたいな何か(全然分からんたとえ)。

いろんなことにくたびれたよぼよぼの私には、気合いを入れて文法から噛み砕かないといけないような格調高すぎる短歌も、説教臭く汗臭い社会的なテーマの短歌も、激苦手領域である家族がテーマの短歌も、前衛的すぎて心底意味不明な短歌もなんかもうしんどい。
なんでわざわざそんな疲れるもん読まなあかんねん、と思ってしまう。

すぎなさんの短歌は読みたくなる短歌。
読んでいる最中だけ、いろんなことを忘れられる。
誰にも似ていないすぎなさんだけの感性が、体内のかさかさになっている部分にすっすと入っていくのが分かる。
ああ、こんなのを読みたかった、といつも思う。

文房具屋のサンプルノートに私がしばしば書かせていただくすぎなさんの短歌がある。

 露草のはなびら溶けてすじ雲の羽毛ほどけて青だけの場所

PILOTの色彩雫という万年筆インクのシリーズに「露草」というのがあって、私はいつもこの短歌をその色で書きたくなってしまうのだった。

すぎなさん、これからもよぼよぼでかさかさの私のために、素敵な短歌をよろしくお願いします。

くっきりはっきりうるうるしたセーラーの極黒でイラスト付サインゲット。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-10-12 23:48 | 日記