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猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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猫町フミヲ、少年に会う。

昨日は、友達と友達の息子と一緒に映画を観に行った。
「子ども」というものがもうどうにもこうにも苦手な私は、たいそう緊張し、ぎくしゃくした時間を過ごし、燃えかすのようになって帰宅し、昨夜の7時から今朝の7時までこんこんと眠り続けたわけだが、今あらためてそっと思い出すにつけ、やはりそれは有意義なものであった。

少年にはずいぶん以前数度会ったきりで、少年はまず100%私を覚えていないだろうし、ただでさえ子どもは知らない大人などしんどい存在であるにちがいないから、せめて何か気のきいたおみやげをと思い、職場で子どもの心理に詳しい先輩のアドバイスにしたがい、最強のグッズを用意。
クツワのマルチボックス(文具救急箱)にコクヨのカドケシや、シードの色物消しゴム(暗いところで光るねり消しやパズルになっているKUMITASU等)、トンボの巨大MONO(非売品)などをぎゅむぎゅむとつめこんだ。

いったい何が好きな少年なのか全然知らなかったので、文房具を見るのも嫌なサッカー少年だったりしたらどうしようとどきどきしたのだが、絵や工作の好きな少年だったみたいで、最終的には文具救急箱をぎゅうと抱きしめてもらえた。
よかった。

それにしても私は寝不足でアトピーでひどい顔をしており、せっかくなら「きれいな人だった」という印象を残したかったが、それは月面宙返りをしても無理なありさまで、それもショックに輪をかけた。
おまけに下記のようなやりとり。

猫町「なあ、勉強のこととかよう分からんけど、文房具に関することやったらいつでも何でも言うてよ」
少年「…」
母親「なんよそれ」
猫町「だから…なんかイキった奴が見たことない文房具見せて『こんなん知らんやろ』みたいに自慢してくるとか…なんかそんなんよ。本気で探すし」
母親「イキった奴が文房具て…」
少年「(苦笑)」

それでも少年は帰宅後、「また猫町さんと映画行きたい」て言ってくれたそうです。
by nekomachi_fumiwo | 2009-03-16 14:36 | 日記