猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo

<   2005年 10月 ( 36 )   > この月の画像一覧

『海辺のカフカ(上・下)』(村上春樹、新潮社)読了。
たぶんこれを読んだ人の多くは皆そう思うのだろうけれど、ホシノくんが良い。
とにかくホシノくん。
私はナカタさんになってホシノくんと旅行したり、ごはんを食べたり、海を見たりしたかった。

本当はもっと感じないといけないことがいろいろあるのだろうけれど、なんだか最初からいくつかのテーマが打ち出された作品だけに、身構えて読んでしまったかもしれない。
私はそういう作品がちょっと苦手なのだ。
小説でも詩歌でもテーマや思想がはっきりした骨太なものよりも、ふわふわしたわけの分からないもののほうが好きだ。

だからこそ力の抜けたホシノくんという人に私は強く心惹かれた。
そしてそのホシノくんを内省的にさせたというベートーヴェンの『大公トリオ』をどうしても聴いてみたくて、CD屋に買いに走った。
本屋で働いているときに店内を流れていたクラシック音楽の有線で聴いたことがあるメロディだった。
なるほどなるほどと思いながら何度も聴いた。

読み終えた今も数多くの謎が残っている『海辺のカフカ』。
不満な点もたくさんある。
だけど読んでいるときの楽しさは格別だった。
もっとずっと読んでいたかった。

ドラマ化するならホシノくんは誰がいいか考えてみた。
宮藤官九郎などはどうであろうか。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-31 23:52 | 読書記録
時間がたつ速さがどんどん増していく。
とくに今月はマッハの速さで過ぎていった。
職場のデスクカレンダーに十月の予定を書き込まないうちに十月が終わろうとしている。

左腕のしびれは、急須を割った日をピークに潮が引くみたいにましになってきた。
整形外科の紹介状をもらいそこね、ドクターにおねだりするのもはばかられ、どうしようどうしようと途方に暮れているうちに、さほどでもなくなってきたのだ。
それにしびれた腕のまま生活していくコツのようなものもつかんだ。

金木犀が香ったり、風邪を引いたり、デートをしたり、左腕がしびれたり、日本シリーズがあったり、そんなこんなで十月も終わり。
まだ十月であるうちに、さだまさしの「October〜リリー・カサブランカ〜」(『家族の肖像』収録)を聴かなくては。
隠れた名曲という言葉はこの歌のためにあるのだと思う。

 10月 午后の陽射し 愛はたおやかに
 時計廻りに過ぎて
 もう 気が違う程に
 遠ざかったその風景は色褪せない
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-30 23:57 | 日記

川上弘美。

本屋で『週刊文春』を立ち読み。
「阿川佐和子のこの人に会いたい」のゲストが川上弘美だったからだ(阪堺電車で隣に座った人が読んでいるのを見て偶然知った)。

対談の中身はすでに知っていることが多かったけれど、なんだかとても勇気づけられた。
私がこれから生きていくなかでぶつかりそうな多くの問題にすでにぶつかってなんとかかんとかやりすごしてきた川上弘美。
それも「書く」という行為によって。

川上弘美のようになりたいと思う(けれどもたぶんなれない)、そんな多くの平凡な人間の一人なのだ私も。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-29 23:57 | 日記

長編小説を読む。

珍しく長編小説を読んでいる。
読んでいるあいだは完全に小説の中に入り込んでしまえるたぐいの幸福な読書。
夕食を食べ終えたばかりのテーブルで本の続きを読んでいると、恋人から電話がかかってきた。
「寝てた?」と聞かれて「本読んでた」と答えながら、ああ、私は本を読んでいるのだなと思った。
それはとても素敵なことだ。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-28 23:34 | 日記

意外と井川です。

そろそろ野球ネタから離れないといけないが、こんな記事につい反応してしまう。
井川慶のメジャー移籍問題だ。

井川への思いは複雑である。
シーズン中は何度も勝てるはずの試合をぶち壊しにされ、日本シリーズでも打ち込まれ、もうええやん井川なんかエースちゃうやんどこへでも行ってきたらええねん、とは思うのだが(実際、野球仲間の虎町さんとのメールでは数えきれないほど血祭りにあげられているのだが)、冷静に考えてみれば今シーズンも13勝しているのだ。
井川と同じくらい勝ち星を上げられるピッチャーをすぐに用意するのは難しい。

それになんといっても井川は阪神のエースである。
井川が抜けたあと、誰がエースになるというのか。
実力的にもキャラ的にも、他のメンバーではちょっとピンと来ない。
炎上しそうな気配が濃厚でも日本シリーズ初戦の先発投手が井川であったように、井川はまぎれもなく阪神のエースなのだ。
髪型をけなされ(私もけなした)、くそみそに野次られても、淡々とわが道を行く井川慶というピッチャーを実はけっこう尊敬しているのかもしれない(引き止めはしないが)。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-27 22:25 | プロ野球はお嫌いですか?
日本シリーズ終了。
ロッテおめでとう。
阪神もお疲れさま。
最後はいい試合だった。

さあ、これで来年のセ・リーグチャンピオンも日本シリーズはアウェイスタートとなった。
セ・リーグのチームが再び日本一になる日は来るのだろうか。

それにしてもこの一年間本当に楽しかった。
来年も優勝争いするような阪神でありますように。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-26 23:50 | プロ野球はお嫌いですか?
負けがとまらない阪神。
甲子園で負けちゃった。
下柳で負けちゃった。
これはもう想定外。

藤川が完璧に押さえたあとの6回裏の攻撃が淡白に終わってしまったのがすべて。
そしてそのさえない流れが一気に7回表に来てしまった。
永遠にアウトが取れないんじゃないかというくらい長いイニングだった。

対するロッテはピッチャーもバッターも贅沢すぎるほど潤沢に取り揃えているうえに、勢いと底力がある。
やはり神経を限界まですり減らしながらプレーオフを戦い抜いてきたチームは違うな。
だってあれはものすごい試合だったから。

明日が最後になるかもしれないなあ。
ありえないくらい豪華絢爛な投手リレーを見せてくれ。
できることならアニキのヒットと矢野の笑顔も見たい。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-25 22:30 | プロ野球はお嫌いですか?
また負けた・・・。
井川炎上が想定内なら、渡辺俊介に勝てないのも想定内。
要するに阪神二連敗は想定内だったのである。
しかし負け方がよくない。
安藤が頑張っていただけに、打線が奮起しないと。

第2戦はひたすら渡辺俊介にうっとりする試合だったように思う。
アンダースローかっこいい。
マンガや。
魔球や。
ひょうひょうとした風貌がたまらなく魅力的な渡辺俊介。

甲子園に行くと本当に流れが変わるのだろうか。
物忌みや方違え、加持祈祷などしたい気分だ。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-24 23:59 | プロ野球はお嫌いですか?
濃霧コールドは想定外だったが、井川炎上は想定内であった(余談だが、今年の流行語に想定内/想定外は確実にノミネートされるであろう。あと、小泉チルドレンとヒルズ族も)。

久しぶりに阪神戦を見る興奮と緊張から、ポーカーフェイスでもくもくと投げる井川を不覚にも頼もしく思ってしまった私だが、それも3回くらいまで。
三振をとったかと思えばヒットを打たれ、ホームランを打たれ・・・。
チェンジアップが決まった井川、というのをとんと見ていないような気がする今期。

シーズン中と同じく野球友達である虎町さんとメールを交換しながら観戦。

「始まりましたよ〜どきどき」
「井川を信じるよ今日は」

と、最初は穏やかだった件名も、

「やっぱり裏切られたか」
「あなた(ここでは井川)なんて!(びんた)」
「あなたなんて!(回し蹴り)」
「あなた(このあたりから橋本)なんて!(バックドロップ)」
「あなたなんて!(スモールパッケージホールド)」
「あなた(もはや阪神の選手たち全員)なんて!(グーパンチ)」

と、ぼこぼこに打たれるにつれてたちが悪くなり、しかし最後は、

「あなたなんて!(抱擁)」

で熱く終わった(「叱り付けても仕方がない」と大人な虎町さん)。

それにしてもロッテは元気だったなあ。
見ていて楽しくなるプレーをするいいチームだと思う。
どんどん選手の顔と名前を覚えよう。

今日はロッテは渡辺俊介、阪神は安藤が先発。
野球に興味のない人も一度チャンネルを合わせてみて下さい。
渡辺俊介のアンダースローを、魔球を御覧あれ。
阪神ではキャッチャーの矢野を中心に見ましょう。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-23 08:53 | プロ野球はお嫌いですか?
非公開コメントを下さるみなさんにうまく返事ができずに申し訳なく思っています。
いつも本当にありがとう。

左手のしびれへの具体的なアドバイスを二度に分けて丁寧に語って下さった@@@@@@様。
ありがとうございます(某所では図解までしていただいて)。

どんなしょうもないネタにもちょこちょこ反応して下さる###様。
いつもハナヲのことまで気にかけていただいてありがとう。
これからもよろしくお願いします。

そして高校時代の同級生たち。
私は相変わらず要領悪く生きています。

最後に、「『黒龍波を使いこなせずに腕をやられた飛影』わかります」と言って下さった$$$$$$$様。
遊びに来てくれてありがとう。
いつでも心からお待ちしています。
[PR]
by nekomachi_fumiwo | 2005-10-23 08:19 | 日記