猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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よいお年を。

毎度当ブログに遊びに来ていただき誠にありがとうございます。
今日から来年の3日まで帰省いたします。
ブログは4日からスタートいたします。
どうかみなさま、よいお年を。
そして楽しい初夢を。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-31 11:25 | 日記
先日、職場の同僚が送別会を開いてくれた。
いろいろとあたたかい言葉をかけていただいたり、素敵なプレゼントをいただいたりした。
幸せなことである。

そのときにいただいたプレゼントの中で、重すぎて持って帰ることのできないものがあった。
「大丈夫っす。見た目よりも軽いっす」
とバイトの男の子は明るく言ったが、酔いも醒めるくらいの重さであった。
頑張れば持って帰れないこともなかったが、花束などもいただいていたため手が塞がっていた。
その日はとりあえず職場のバックヤードにこっそりと隠し、別の日に取りに行くことにした。
そして次の日、ガムテープとビニール紐を持ってバックヤードに忍び込み、紐を二重に縛って持って帰ってきたわけである。

持ち帰ってまず重さを量ってみた。
ちょうど8キログラムあった。
以下は箱の中身。

・ギネス(ビール)(330ミリリットル)3本
・ドラフト・ギネス(ビール)(330ミリリットル)1本
・ハイネケン(ビール)(330ミリリットル)2本
・ナストロアズーロ(ビール)(330ミリリットル)2本
・ネグラモデロ(ビール)(325ミリリットル)2本
・シメイトラピストビール(ブルー)(330ミリリットル)1本
・シメイトラピストビール(レッド)(330ミリリットル)1本
・シメイトラピストビール(ホワイト)(330ミリリットル)1本
・ビーフジャーキー
・ギネスのビールグラス2つ
・ギネスビールを入れるミニトートバッグ

みんなで私のほしいものを相談した結果がビールだったという話である。
私が部屋で一人ビールを飲むのが好きなことを知っている人は多いので、そのような意見が尊重されたのだろう。

問題は、本屋を辞めたとたん、まったくビールを飲む気がしなくなってしまったことだ。
やはりビールは肉体労働のあとに飲むべきものである。
へとへとになるまで働いて、帰りにコンビニでよろよろとビールを買い求め、部屋に帰りつくなり仁王立ちで飲み干す。
そんな日々にもう終止符を打ってしまったのだ。

こうなったら、おいしくビールの飲める肉体労働をもう一度始めるしかない。
そのうちまた町のどこかで本屋の店員をしているかもしれない。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-31 11:17 | 日記

M-1グランプリへの道。

気がつけば、最近お笑いのことしか書いていないような気がする。
創作活動からは遠ざかる一方だ。

12時間T嬢とお笑いについて語り合ったあと、駅まで送ってもらう道々無意識のうちにこうつぶやいていた。
「もしも今高校生くらいの男の子やったら、M-1に出たいと思たかもしれん」。

猫町フミヲよ、どこへ行く。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-30 21:05 | 日記

オールザッツ漫才2004。

お笑いマニアT嬢の家で、昨夜の11時45分から今朝の5時まで約5時間、「オールザッツ漫才2004」を見てきた。
その後、お笑いについて熱く語り合い、彼女のコレクションの中からかなりレアなビデオ(ジャリズムのコントを編集したもの)を鑑賞。
再び熱く語り合い、気づいたら12時間が経過していた。

今年の「オールザッツ漫才2004」は、各芸人が3つのチームに分かれ、それぞれがネタで勝負し、獲得したポイント(=スタジオの観客の評価)の合計を競うというもの。
トーナメント形式でいちばんおもしろい芸人を決めていた昨年までのスリルはなく、残念。
それぞれが一回ずつしかネタをやらないのはさみしい。
勝ち上がりながら、ネタをどうやりくりしていくのかを見るのも楽しみだったのだが。

全体としては、「非常に薄い」という印象。
先日の「M-1グランプリ」のレベルがいかに高かったのかをあらためて実感。
48組のネタを見たにもかかわらず、○をつけたのは「サバンナ」と「ダイアン」の2組。
◎は「野性爆弾」「POISON GIRL BAND」「千鳥」の3組。

「サバンナ」と「ダイアン」はもともと贔屓にしているので評価はやや甘め。
それでもそれぞれに大笑いできるツボがあったので○。

「野性爆弾」はいつも意味不明なコントで、どこで笑えばいいのかまったく分からないのだが、今回はあまりの無茶苦茶さがツボにはまり、T嬢と二人で大爆笑。
思い出しただけで吹き出してしまうフレーズがあり、余韻を残した。

「POISON GIRL BAND」はやはりただものではない雰囲気。
先日の「M-1グランプリ」のネタほどの完成度はなかったものの、支離滅裂ワールド炸裂。
「ボケ」と「ツッコミ」という従来のスタイルではなく、「ボケ」と「訂正(それもごくごく弱い訂正)」というスタイルで、どんどん話が迷走していくのが特徴的。
「訂正」役の吉田は外見も非常にさわやかで好感が持てるが、私はむしろ「ボケ」役の阿部に注目したい。
子どものような大人のような男のような女のようなはっきりしない中途半端な外見は、見る者をひどく不安にさせる。
脈絡のなさそうな髪型(黒髪の長髪)も謎だ。
最近、気づいたら阿部のことばかり考えている。
恋をしてしまいそうだ。
今後の動向を見守りたい。

そして「千鳥」。
コンパクトだが、とぼけたかわいらしさと大悟のまくしたてるような岡山弁の両方が楽しめておもしろかった。
このネタで「M-1」を戦ってほしかったかも。
やはり「千鳥」は好きだ。
全然関係ないが、『三島由紀夫レター教室』(ちくま文庫)を思い出した(見た人にはもしかしたら分かるかもしれない)。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-30 17:15 | 日記
同僚にお笑いマニアがいる。
眼鏡の似合う髪の長いとても美しい人で、おっとりとおだやかな彼女からはまったく想像できないのであるが、彼女のコレクションには目を見張るものがある。
お笑い番組を録画したビデオすべてに通し番号をつけ、それぞれのビデオの内容をほぼ完璧に紙に書き記しているのである。
ビデオの通し番号を見ただけで、それが何年も前から行われていたことが分かる。
なお、ビデオは彼女がおもしろいと思ったネタだけを残して編集してあるという。
素敵だと思った。
私など足下にも及ばない。

そんな彼女の家で、今夜は「オールザッツ漫才2004」を一緒に見ることになった。
夜の11時45分から朝の5時まで。
明日にはまた熱いレポートを書くつもりだ。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-29 13:10 | 日記
以下は元人文書担当者から見た、2004年の人文書ベストセラー。
2004年に刊行された本のみを対象に、この一年間によく売れたものを挙げる。

福祉・心理
・『セックスボランティア』(河合香織、新潮社):今もまだ売れ続けている。
・『自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本』(原田真裕美、青春出版社):オノ・ヨーコや安野モヨコの帯で人気者に。

教育
・『夜回り先生』(水谷修、サンクチュアリ・パブリッシング):この本に限らず「夜回り先生」ものはよく売れた。俳優ばりに男前な水谷先生。
・『あたりまえだけど、とても大切なこと』(ロン・クラーク、草思社):草思社からは毎年必ず何か大ヒット作が出る。すごい。
・『陰山メソッド徹底反復「音読プリント」』(小学館):他店ではそうでもなかったようだが、教育書に強い当店では人気。

日本史
・『日本史の舞台裏』(青春出版社):税込みで500円という安さが悲しいが、売れに売れた。類書が出てもこれが人気。
・『宮本常一の写真に読む失われた昭和』(佐野真一、平凡社):いちばん売れる時期に品切れになったのが痛かった。

世界史
・『ベルリン陥落1945』(アントニー・ビーヴァー、白水社):鼻息荒く何度も何度も出版社に電話をした記憶が。売れるととてもうれしかった一冊。
・『歴史のための弁明』(マルク・ブロック、岩波書店):こういう本がじわじわと売れていくのを見るのは本当に楽しかった。とくに岩波書店の本が売れるとうれしい。

哲学・思想
・『死と身体』(内田樹、医学書院):内田樹はすっかり人気者に。以前、「もう書かない」といっていたような気がするのだが。
・『街場の現代思想』(内田樹、NTT出版)
・『41歳からの哲学』(池田晶子、新潮社):『14歳からの哲学』(トランスビュー)も根強い人気。
・『漱石の巨きな旅』(吉本隆明、NHK出版):当店には吉本隆明ファンのお客さんが多い。

宗教
・『仏教「超」入門』(白取春彦、すばる舎):朝日新聞読書欄の宮崎哲弥の書評でブレイク。
・『龍樹』(瓜生津隆真、大法輪閣):これも同宮崎哲弥の書評でブレイク。高くて難しそうなのに売れる。
・『印と真言の本』(学習研究社):高野山が比較的近いので大人気。真言宗の棚は好きだった。
・『運命を変える未来からの情報』(森田健、講談社):こういうあやしいの大好き。

国文学
・『数え方の辞典』(飯田朝子/町田健、小学館):類書がなかったのでよく売れた。

上記の書籍、一冊も読んだことなし。
でも、どれもかわいい子ばかり。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-29 08:44 | 元書店員Nの場合
12月26日の朝日新聞読書欄を参考に、2004年のベストセラーについて一言。
つい最近まで本屋の店員だった人間の、ものすごくテキトーな発言なので気を悪くしないでいただきたい。

まず「今年売れた話題の本」から。

・『バカの壁』(新潮新書):昨年の本なのに今年も売れたようだ。新潮新書が創刊されたときは、あまりにもぱっとしない装丁にがっかりしたが今は見慣れた。
・『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館):80人以上いる店員の中で1人だけ読んだ人を知っているが、借りようとしたらすでに売り飛ばされたあとだった。今さら買うのは恥ずかしい。ネタにはなるが。
・『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(静山社):山のようにストックがあるが買い切り。
・『グッドラック』(ポプラ社):ビジネス書の平台に常に山積み。「ダ・ヴィンチ」2005年1月号で「装丁が好きな本」TOP10の2位に入っていた。信じられない。
・『蹴りたい背中』(河出書房新社):2度挑戦したが2度とも挫折。タイトルの意味がいつまでたっても分からないままである。
・『冬のソナタ』上・下(NHK出版):読むとはまりそうで怖いので読んでいない。
・『13歳のハローワーク』(幻冬舎):出たときから売れると思っていた。絵もかわいいし、中身もよい。この本がぎっしり詰まった段ボール箱の重さは尋常じゃなかった。持ち上げた空中で挫折することもしばしば。
・『いま、会いにゆきます』(小学館):「セカチュー」はともかくなぜこの本まで「今、会い」と略すのだろう。せっかくのタイトルが台無し。
・『ダ・ヴィンチ・コード』上・下(角川書店):この本のおかげで『マグダラとヨハネのミステリー』(三交社)が売れた。長年棚にひっそりとさしてあった本がまさかここまで売れるとは。担当者としてはうれしい限り。同様に『レンヌ=ル=シャトーの謎』(柏書房)も売れた(ただし後者はすぐに品切れに。入手できるかどうかは書店に問い合わせたほうが無難)。
・『脳を鍛える大人の計算ドリル』(くもん出版):川島隆太・・・。出し過ぎや。全部版型でかいし。川島隆太・陰山英男・齋藤孝で教育書の平台の面積のほとんどを占めていたような気がする。

上記の書籍、一冊も読んだことなし。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-28 18:37 | 元書店員Nの場合
昨日はあまりにも頑張って「M-1」のレポートを書いたので、がらにもなく他の掲示板で宣伝をしてしまった。
その影響なのか、「M-1」の感想を読みたい人がネット上に多くいたのか、昨日は「水面歩行」始まって以来の訪問者数(いつもの10倍の人数)であった。
どうもありがとうございました。

さて、「M-1」の余波ですっかり筋肉痛になってしまった私である。
笑いすぎて腹筋を痛めてしまったのだ。
今回の「M-1」は個人的にツボにはまるネタが多かったと見えて、ちょっと笑いすぎてしまったようだ。
笑いすぎてもはや笑い声とは言えないような声を出して、部屋でのたうちまわっていたのだからしかたがない。
しかも、DVDに録画したものを何度も見ては、同じように爆笑しているのだから世話がない。
今朝などは思い出し笑いで飲んでいた紅茶を吹き出しそうになり、すんでのところでこらえた。
なんぼほど気に入っとんねん!

しかしこういうとき、DVDは便利である。
ビデオだとテープが擦り切れる心配をしなければならないところだ。
実はまだ市販のお笑いDVDを買ったことがないのだが、映画のDVDなどよりもはるかに何度も見るだろうから買っても損はないような気がする。
ただ、買ったDVDにそこまでツボにはまるネタがないときがちょっと残念であるが。

ちなみに、何度も繰り返し見て笑い転げたネタの中でも特に記憶に残っているものは以下のとおり。

・「M-1グランプリ2002」の「フットボールアワー」のネタ(一回戦・決勝戦両方とも)
・「M-1グランプリ2003」の「笑い飯」の一回戦のネタ
・「M-1グランプリ2003」の「アンタッチャブル」のネタ(一回戦・決勝戦両方とも)
・「オールザッツ漫才2003」の「ネゴシックス」のネタ
・「オールザッツ漫才2003」の「サバンナ」のネタ
・「M-1 2003リターンズ」の「千鳥」のネタ
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-28 13:55 | 日記
まず、初めて見た3組「タカアンドトシ」「東京ダイナマイト」「POISON GIRL BAND」の感想。

「タカアンドトシ」はいわゆる本当の漫才。
名前とコンビが一致していなかっただけで、今までもどこかで見たことがあると思った。
ラストチャンス(結成10年目)というだけあって、とにかくうまい。
ネタもよかった。
ちょっと地味だが実力のあるコンビ。
順番が「千鳥」のあとだったので、普通の漫才をしたことがかえって光ったようなところがあった。

「東京ダイナマイト」は初めて見た。
怖そうな人がけっこうおだやかなツッコミで意外。
ネタはまあまあ。
ボケの人がなんかもうちょっと。
怖そうな人はネタ後のコメントがよかった。
頑張れ。

「POISON GIRL BAND」も本当に初めて見た。
かなり気に入った。
会場全体を呑んだ「南海キャンディーズ」の後に出てきたし、見るからに地味だし、ネタも地味だしかわいそうにと思いながら見ていたが、終わってみればかなりおもしろかった。
「おぎやはぎ」を思い出させる地味なトーンの漫才だが、地味なだけじゃなくてシュールで二人ともかわいかった。
今後要注目。

さて、一回戦のネタの中でいちばん笑ったのは「アンタッチャブル」。
去年のM-1で敗者復活戦から最終決戦まで勝ち上がったあのフットワークの軽さは記憶に新しいが、人気者になってしまったこの一年でダメになってしまうことなく、ネタも間も声の大きさも滑舌も完璧だった。
何よりも明るい雰囲気がよい。
山崎も柴田もそこにいるだけでもうにこにこしてしまう。
DVDに録画してもう5回は見たが、何度見ても声を上げて笑ってしまう。
去年見たときから、柴田がツッコミなのにものすごいおもしろいのが強烈に印象に残ったが(ボケを引き立てるツッコミが多い中)、今年もすごかった。
キレながらの早口のツッコミの迫力はすさまじい。
山崎は顔や雰囲気でかなり得をしているが、もちろんそれだけではない魅力がある。
「アンタッチャブル」のすごいところは、活字にしてもかなりおもしろいであろう上質のネタをあの表現能力でやってしまうところだ。
審査員が全員95点以上をつけたのには大いに納得。

「笑い飯」はもしかして昨年がピークだったのかもしれない。
昨年の「フットボールアワー」のように、この一年間プレッシャーで大変だったと思うのでぜひ優勝してほしかったが、審査員が言っていたような理由で昨年のような爆笑にはならなかった。
審査員に島田紳助や松本人志がいても同じ結果だったと思う。
ネタの最後のほうはよかったけど、やはり最初のほうのネタのと最後のほうのネタのつながりがなくてもの足りず。
ダブルボケというスタイルにわれわれが慣れてしまって、見る目が厳しくなっていることもあるだろう。

「南海キャンディーズ」は昨年の「オール・ザッツ〜」あたりから目をつけていたので、M-1の決勝に残ったのは本当にうれしかった。
一年前よりもずっとちゃんと形になっていた。
山ちゃんとしずちゃんが異形なコンビであるということ以外にネタがあるのかどうかが唯一の不安だったが、そこはきっちりと漫才になっていた。
すばらしい。
審査員にほめられているのを聞くと、一昨年の「フットボールアワー」を思い出す。
今後が楽しみ。
ちなみに職場でよく山ちゃんを見かけるが、本当にキモイ。

「トータルテンボス」も昨年の「オール・ザッツ〜」で知った。
そのときからおもしろいなと思っていたが、やはりここまで来た。
渋谷系などといわれているようだが、口調が関東風なだけで、ボケとツッコミのスタイルはある程度基本に忠実である。
ネタはかなりおもしろかった。
順位はもっと上でもいいような気がした。
「スピードワゴン」がちゃんと漫才になったような感じか。
二人ともよさそうなキャラである。
今後に期待。

「千鳥」は残念だった。
クジ運も悪すぎたけど、もっといいネタはなかったのかと思う。
大悟のまくしたてるような岡山弁をもっと聞きたかったし、ノブの困ったようなツッコミももっと聞きたかった。
エロ漫才じゃないことでほっとしたが、独特の世界はちょっと苦しかったか。
倫理観を無視したようなめちゃくちゃな漫才でもいいので、なんかもっと「千鳥」らしいのを見たかった。

「麒麟」は私の中では「M-1グランプリ2001」で終わってしまっている。
その後の成長がないように思えるのだ。
昨年も決勝に残ったものの、ネタは平凡だった。
今年のネタも平凡だった。
なのになぜ最終決戦進出になったのか。
敗者復活から勝ち上がってきたあたりまではまあゆるせても、あのネタが「笑い飯」や「タカアンドトシ」を超えていたとは思えない。
「POISON GIRL BAND」や「トータルテンボス」のほうがおもしろかったくらいである。
おそらく「笑い飯」と「タカアンドトシ」が同率3位になったのに「笑い飯」が落ちたというこのうやむやを、「麒麟」を最終決戦に進めてしまうことで解消しようという気持ちが審査員の中にあったのではないだろうか。
だって、ほんまにそんなにおもしろくなかったんやもん。

最終決戦のネタは「アンタッチャブル」も「南海キャンディーズ」も一回戦のほうがよかったけれど、一回戦で実力を見せつけた「アンタッチャブル」がやはり優勝した。
ネタの選択は正しかったと思う。
一本目で会場の気持ちをつかんでしまえば、相当ダメなネタでない限り勢いで優勝までかけ上がれる自信があったのだろう。
「笑い飯」の二本目のネタしだいではひっくり返ったかもしれないが、「笑い飯」が最終決戦に残れなかった時点で「アンタッチャブル」の優勝は決まったようなものだった。

以下は猫町的「M-1グランプリ2004」ランキング。

1:アンタッチャブル
2:南海キャンディーズ
3:笑い飯
4:POISON GIRL BAND
5:トータルテンボス
6:タカアンドトシ
7:麒麟
8:東京ダイナマイト
9:千鳥
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-27 12:02 | 日記
「お笑い」は重要である。
私が東京や大学になじめなかったのは、私が求める「お笑い」が周囲にまったくなかったためだと分析しているほどだ。
「関西人はボケとツッコミの右足と左足で歩く」。
これは2004年12月16日の朝日新聞夕刊にあった言葉である。
至言である。
別に関西のお笑いが最高だというわけではないのだが、ボケとツッコミは関西人の私にとってやはりいちばんなじみのあるものであることは確かだ。

たまたま職場がお笑いの聖地、吉本の「なんばグランド花月」の真正面にあり、5年あまり非常に濃い場所で働いたが、そしてそこは確かに店員も客もむちゃくちゃ濃い場所であったが、そこに来る以前から私は関西人であった。
関西人というのはとにかく「人よりおもしろいことを言いたい」「笑いをとりたい」という気持ちでむんむんした存在である。
言われてもっとも傷つく言葉の一つは「さぶい(ギャグがしょうもない)」であろう。
顔がぶさいくでもおもしろかったらもてるのも本当だ。
今まで何人もそういう人を見てきた。

さて、そういう関西人の典型である私にとって一年に一度の「M-1グランプリ」は非常に楽しみなイベントである。
昨日も文字どおりテレビにかじりついて見た。
リアルタイムで見るのは初めてだったので興奮もひとしおであった。
お笑いは好きだが、毎日熱心にお笑い番組をチェックしているわけではないので、今年の決勝メンバーには知らない人たちも何組かいた。
当初の予想は、「笑い飯」が「アンタッチャブル」と争って優勝、「南海キャンディーズ」と「千鳥」の健闘に期待、といったところだったが、優勝したのは「アンタッチャブル」、「笑い飯」は最終決戦に残れなかった。
細かな感想は(その2)に続く。
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by nekomachi_fumiwo | 2004-12-27 10:25 | 日記