猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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カテゴリ:文房具ぶんぶん倶楽部( 66 )

文房具ぶんぶん倶楽部はこちらに移転しました。
人生と経験と魂をこめて文房具を語る、文房具専門のブログです。
文房具に興味のある方はぜひお立ち寄りください。
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by nekomachi_fumiwo | 2010-04-01 08:52 | 文房具ぶんぶん倶楽部

替芯教教祖。

文房具に関する問い合わせの中でもっとも熱くなるのは「替芯の逆引き」である。
例えば、「この替芯を大量に持っているのですが、これに合う軸はまだありますか」とか「この芯が気に入っているのですが、もうちょっと見た目がかっこいい軸に替えることはできますか」とか。
残念ながらこういう問い合わせはめったに来ないが、来たらもう内心もり上がってもり上がって大変である。

ちょうど今日、そんな問い合わせがあって相当ぎらぎらしてしまった。
ぎらぎらしている私を周りがどう思っているのかは分からない。
が、浮いているのは分かる。

しかたない。
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by nekomachi_fumiwo | 2010-02-05 00:06 | 文房具ぶんぶん倶楽部

今年の1冊と青の仲間。

日記というわけではないが、今年は元旦からこのノートにいろいろ書いている。
ミドリのMDノート。
私が文房具屋で出会ったノートの中で今のところ非の打ち所のないノートはこれだけだ。
少なくとも私の使う万年筆のインクではにじまず、裏抜けせず、ぺたんときれいに開き、ページの端っこまできっちり書ける。

ちなみに使っているのは文庫本サイズ。
ヌメ革(高かった…)のカバーをつけて。
このカバー、「時間をかけて育てる革のカバー」というキャッチコピーだが、最初のひかえめな色がむちゃくちゃ素敵で、つい(育ててたまるか)と箱になおしてしまう。
飴色なんかになっちゃやだ。

使用筆記具はPILOTの研修でもらった組み立て万年筆。
カスタムの安物バージョン。
ペン先はもちろん金じゃないが、これでもかというくらい小さな字が書けるのがうれしい。
透明なので結露しているのも見えたりして、万年筆のメカニズムについて説明するのに便利だなあ(誰も聞いてくれないが)。
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ついでに青の仲間たちをご紹介。
以前、私の筆箱をのぞいた先輩の一人が「青ばっかりやな」とつぶやいていたが、青じゃないと書けないのです。
落ち着かないというか、やる気がでないというか。
ボディさえ青系なら問題ないので、ボールペンは芯の色を黒に替えて使うことがほとんど。
みなそれぞれに良さのあるナイス筆記具です。
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by nekomachi_fumiwo | 2010-01-17 21:13 | 文房具ぶんぶん倶楽部

手書きとSXR-5。

結局手書きが好きなんだと思う。
発注書を書いているとき幸せだ。
客注伝票切っているとき幸せだ。

ジェットストリーム0.5の芯(SXR-5)は、しばしば「ガリガリする」とクレームの対象になるが、あれはスロースターターな芯です。
三菱の人は「そんなことないですよ」と言うかもしれないが、いいや、あれはスロースターターな芯です。
5本目を使っている私が言うのだから間違いありません。
そのスロースターターなSXR-5にエンジンがかかってきたときのすごさをご存じでしょうか。
もう無敵。
もう意のまま。
つやっとなめらかに、しかしけっして糸を引かず、ゲルで書いたような鮮やかさでもってゲルのように乾きを気にすることなく、細部までぴっちりと完璧に書けるSXR-5よ!!!!!

仕事しているふりをして結局私はSXR-5と戯れているだけなのかもしれない。
そしてそれはそれでいいような気もするのだった。

ちなみに私のジェットストリームは0.5の青のボディに黒の0.5の芯を入れたカスタマイズバージョン。
こんなんでもカスタマイズなんです。
好きなボディと好きな芯の組み合わせでにこにこと機嫌良く安い筆記具を使うこと。
こんなに楽しいことが他にあるでしょうか。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-12-10 23:55 | 文房具ぶんぶん倶楽部

求むパトロン。

とても大切な人の恋人がとあるトラブルに巻き込まれていて、それがなんとかいい方向に向かいそうだと昨夜遅くに知った。
本当によかった。
私も何度かお会いし、一緒にあちこち連れて行ってもらったこともあるので、ひどく心配していた。
本当によかったです。

さて、「こうしちゃおれん」とばかりに再び文房具熱でギラギラし始めた猫町。
昨夜は遅くまで『NOTE & DIARY Style Book』を熟読。
ぬぬう…

文房具の好きな方は続きをどうぞ。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-11-22 23:03 | 文房具ぶんぶん倶楽部

こうしちゃおれん。

『NOTE & DIARY Style Book』(エイ出版)最新号を買う。
ハアハアハアハア…
休憩室で立ち読みしていると、横からI先輩が本を取り上げ、伊東屋のノートのページを指して「これ取り寄せてでも買お思うんやけどよくない?」などと言い出し、二人でハアハア興奮し続けていた。

昨年の『NOTE & DIARY Style Book』にも載っていた林玲子さんという方の手帳の使用例が今年も素晴らしい。
しかし眺めているうちに、しだいにもやもやし始める。
てゆうかこんなんできるやろ。
できる…ゆうかしてるやん。
ほとんどこんなん私とかぶってるやん(カンチガイ含)。
でも私は読んでるだけや。

うがー!
地下鉄の中でがばと立ち上がりたいほど焦る。

こうしちゃおれん。
私もI先輩もこうしちゃおれん。
次の次の次くらいの『NOTE & DIARY Style Book』には私ら絶対に載せてもらえるくらいに頑張りましょう。

紙製品で天下とりましょう先輩。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-11-21 23:56 | 文房具ぶんぶん倶楽部
今現在私ほど店であわあわばたばたしている人間はいないのではないか。

もともとあれやこれやと担当を持っているところに、たくさんの業務をこなしておられた先輩の業務の多くを引き継ぎ、それらさえまだこなせていないにもかかわらず、外部からの業務指導の影響で仕事が増え、付帯業務であるフリーペーパーの原稿の締め切りも複数抱え、さらに自らの提案で発注のあれこれを自らが引き受けてしまい、そして繁忙期に突入している。
もうむちゃくちゃだ。
ギャグマンガ等でよく見る、化学実験に失敗した髪ちりちりのサイエンティストみたいな感じだ。
毎日毎日多くのことを多くの人にわあわあと話しかけて、頼み込んで、本当はこんな騒がしいの嫌なのに、すみませんすみませんと、四方八方に謝り倒したい。

今日の夕方カウンタにいると、ある女性客がアルバイトの人に話しかけている。
聞くともなしに聞いていると、「この店のノートのサンプルを書いているのは社員の方ですか」という言葉が耳に飛び込んできた。
とっさに(またクレームか)と身構えて、私は猫のように尻尾をふくらませた。
が、アルバイトさんは無邪気に振り返りながら「ねこまちさーん」などと呼ぶ。
「あ…あ…あの…何か…」と耳を倒しながら話しかけると、その真面目そうで知的でもの静かな女性客はちょっと緊張しながら、「あの、字のファンなので。いつも楽しみにしてて」と小さく笑ってくださったのだった。
ク、クレームじゃなかった…

本当はもっとお話ししたかった。
感想も聞いてみたかった。
だけど私は上記のような爆発サイエンティストで、髪はほつれ、顔面は蒼白、頬はやせこけ、目は血走り、きわめて危険な感じなのだった。
恥ずかしい。
店員さんも感じよかったと言って欲しいのにこれじゃ絶対言われない。
悲しいことだ。

だから、というわけではないし、本当はそれではいけないのだが、そのぶん私はフォントで語りたいと思ってきた。
サンプルに書いている日記や雑文や文具エッセイにはそういう気持ちをこめてきた。
おそらく感じよくふるまえないぶん、皆さんがフォントやそこに書いてあることに和んでくだされば、と思って。
これは会社が考えるホスピタリティにはカウントされないのだろうな。
それでも、今日みたいな方が一人でもいれば救われる。
そういう方たちが、ちょっと個性的で、ちょっと高価なノートをレジに持って来てくださると私は信じている。

明日、時間を見つけてサンプルノートに続きを書こう。
今日言えなかった気持ち。
買ったノートのサンプルをまためくりに来てくれるとは思えないけど、それでも私は書こうと思う。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-11-11 23:49 | 文房具ぶんぶん倶楽部
以前ここに書いた、ミドリのトラベラーズノートのポストカードキャンペーン、今年の入賞作品がTRAVELER'S cafeにアップされました。

今年はすごいです。

作品としてのクオリティは高い(と思う)のですが、

まず読めません。

心の目で読んでみてください(作品は縮小コピーのコラージュですので、実物は読めます)。

先日のお客様にはこのノートも不評だったみたいですが、おもしろがってくださる方もたくさんいらっしゃいましたし、領収書を書いている時に字を見て、もしかしてあのノートの方ですか、と声をかけてくださった方もいらっしゃいました。

私の指を離れた時点で、書いたものは子どもだと思っています。
少々個性の強い子であっても、できたら人を気味悪がらせたり、苛つかせるような子でないことを祈っています。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-11-05 10:04 | 文房具ぶんぶん倶楽部

そこに替芯がある限り。

替芯に一番詳しい人はいますか、とたずねて来られたら即座にI先輩を呼ぶが、替芯を一番好きな人はいますか、と来られたら不肖猫町が接客させていただきます(もちろんI先輩も替芯を愛しておられます)。

今日は替芯マニア冥利につきる接客があって、心満たされた。
替芯マニアの実力が最も試される、いわゆるノベルティ等のボールペンの中に入った、メーカーの書かれていない(そしてなぜか少し曲がった)芯の替芯を探しているお客様の接客。
ノベルティもの、あるいはキャラクターもののボールペンの替芯をお求めのお客様は多い。
どこかでもらったペンであっても思い出があったり、キャラクターもののペンなどは高かったりもするからますます芯を替えて長く使いたい。

これらの芯の中にはどこかのメーカーの芯と互換性があるものもあるが、テッテ的に何とも合わないものもある。
バネが引っかかる突起の位置を合わそうとすると長さが全然足りなかったり、切って使えるかと思いきや切りたい箇所にまでインクがつまっていたり、金属でできている芯だったり。

今日のお客様の芯は、切ってなんとか対応できる系の芯だった。
さくさくと接客は進んだ。
たくさんのボールペンをお持ちだったが芯の形は同じで、長さを切りさえすれば同じ種類の芯でいけた。
1本見本で切ってみせて、入れてみてノックして試し書きして、こんな感じでどうぞ、とお会計をして終了のはずが、ここからが長かった。

「カッター持ってないし…やってくれへんやろか」
「…い、いちばん安いカッター探しますよ」
「いやーやってもらえへんやろか」

やりました。
こりこりこりこり芯を切りまくり、入れ替えまくること計10本。

が、やっている途中でバネと芯の相性がいまいちであることに気づく。
もとから入っていた芯の突起に比べると新しく切って入れた芯の突起はひかえめな大きさ…
突起の位置は同じでもこのままだとノックを繰り返すうちに馬鹿になるかも…

そこで新しく切って入れた芯の本体であるボールペンを購入していただき、中のバネごと入れ替えると完璧なノックが保証されることを説明。

「たいしたお金じゃないし、それでやってみてもらえへんやろか」

やりました。
新しいボールペンを分解。
バネを取り出す。
さっき切った芯は今度は少し長さが合わなくなっていたので、もう一度こりこりこりこり切るところから。
10本分これを繰り返す。

その間お客様は、申し訳ながったり、おもしろがったり。
お客様が目に入らないくらい私も相当ハアハア楽しむ。
実演販売というか…なんか文化祭みたいなノリ。
あー高校時代に文房具同好会みたいなクラブを立ち上げておけばよかった。
文化祭ではもちろんこういう実演あり、文房具について研究した成果の発表ありの盛りだくさん。
あーもう私のバカバカ…

結局半時間以上そのノベルティボールペンに振り回され、でも最後は猫町のいる曜日や時間を聞いて去って行った。
笑顔だったからよかったよかった。

…よかった、じゃない。
こういうところが良くないんだろうなあと頭では思う。
分かっている。
私は目の前のものだけしか見られない。
物事を俯瞰できない。
偏った接客しかできない。
それでもハアハアは止められない。

なぜならそこに替芯があるからだ。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-10-23 22:45 | 文房具ぶんぶん倶楽部
ペンの“試し書き”からうかがえる心理?!

私はまず間違いなく「猫」と書きます。
私の場合、けものへんを書くとだいたいその筆記具について分かる気がする。

永字八法ってありますよね。
漢字の「永」の字には、書に必要な技法がすべて含まれているというやつ。
私の書く「永」の字は全部止まっていて力も一定で、全然永字八法になんかならない。
だから「永」の字なんて書かない。

自分が一番好きな文字を書いて、それがかわいく書けたらそれでよし。
迷わずレジに持って行きましょう。
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by nekomachi_fumiwo | 2009-10-22 23:46 | 文房具ぶんぶん倶楽部