人気ブログランキング | 話題のタグを見る

猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

やりなおせないから生きていける日々。

33歳の母親、娘(15)になりすましてチアリーダーに

同い年…
無理やでブラウン…

20代に間違われただけで小躍りする小生。
でもそれって29歳とかでも20代やから3〜4歳若く見られてるだけってことやのに、そしてそれさえも難しいことやのに15歳は…
あ、でもグラドルの誰かが外国で未成年に間違われたとかってニュースがあったから、外国人の年齢なら分からんのかも。
でもブラウンは…

しかしこの記事の泣かせるのは「ブラウンは自分が若い頃にできなかった様々な経験……高校を卒業すること、そしてチアリーダーになることを娘になりすまして33歳になった今、実現しようとした」というところ。
チアリーダー…
アメリカって感じやなあ。
きっと若くして子どもを産んだブラウンには、いっぱいいっぱいしたいことがあったのだろう。
想像もつかないくらい。
チアリーダーって言葉ですぐに『かぼちゃワイン』のエルちゃんを連想した私は正真正銘の33歳なわけだが。

そもそもこの記事に反応したのは、常々(高校生に戻りたいとか絶対にないな)と強く思っているからである。
特にそう思うのは電車の中で勉強している高校生を見たときだ。

先日も混んだ帰りの電車の中でZ会の速読英単語みたいな参考書を真剣に読んでいる高校生を見た。
『神聖モテモテ王国』(ながいけん)に出てくるオンナスキーに激似のその男子は、すでに何度も読み込まれたぽいその参考書をさらに繰り返し覚えているようで、電車があまりにも混んでいたため私も斜め後ろからそのページをのぞくのだが、それがまったく本気で知らない単語ばかりなのだ。
見当さえつかない。
ときどき知っている単語があって、(知ってる!@@やろ?)と思ってのぞきこむとまた違ってたり。
「use」くらいなら分かるが、useを使ったイディオム(というのだろうか)になるともう目眩がしてくるのであった。

英語ができるというイメージの某大学を卒業し、その後大学院で英語の論文をさんざん読んでもこのざまだ(というか英語の論文を読むのが苦手で象牙の塔より出奔)。
心底つらい。
今から英語の勉強とか絶対無理。
数学とか化学とかさらにさらに無理。

過去を振り返ると確かに「ここでこうしとけば」ということだらけだが、本当にやりなおそうとは思わない。
微妙に軌道修正できたとしても、たぶんあんまり変わらない。
例えば私はどう頑張っても東大とか医学部とかには行けなかっただろう。
似たような大学に行って、同じことでつまづいて、くよくよしたに違いないのだ。
そしてその結果、妄想コンビナートを抱えつつ、マニアックな人生を生きることになる。
これはもう決まっていたことのように思う。
人間関係にしても、だめになったものはだめ、たぶんどうやってもだめなものはだめだったのだろう。
そんなものだ。

自分が選び取って来たものがすべてで、そしてそれは正しい。
それに私は15歳の頃よりも20歳の頃よりも明らかに美人で、それにとても満足している(昔がひどすぎた)。
by nekomachi_fumiwo | 2008-09-15 09:11 | 日記