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猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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ゲル派にやさしいコクヨの新商品。

うさむし社長のブログで、コクヨからゲルインクボールペンに特化したノートが発売されるということを知る。
帳面専門のコクヨらしく素晴らしい話である(コクヨがゲルインクボールペン特化型ノート——新開発の上質紙)。

もともと私はコクヨが筆記具を開発しないのが不満で、帳面の開発と平行して筆記具を開発して売り出せばおもしろいのにと思っていたので、筆記具を意識した今回のノートの登場はゲル派ではないがすごくうれしい。
ただ、「ゲルインクに最適」と一口にいっても、uniのシグノとゼブラのサラサとぺんてるのハイブリッドではインクの感じが違う気がするだけに、興味津々。

唯一の決定的な不満は、今回のノートが罫線入りのノートばかりである点である。
罫線のあるノートは嫌いだ。

コクヨは、パラクルノのときもスリムB5のときも自由罫(いわゆる真っ白帳)を作ってくれなかった。
パラクルノミニは自由罫だけど、私が欲しいのはあんなちっちゃいのじゃなくて、ちゃんとB5やA5サイズでの自由罫。
キャンパスノートにはあんなにいろんな種類があるのに、真っ白帳はB5サイズのスタンダードなもの一種類しかない(ように思う)。

罫線があるノートはどうしても罫線にそって書かないといけない息苦しさがある。
真っ白帳のほうが楽しく使えるのになあ。

高校生の頃、物理の先生が、どうして学生のノートは罫線があるんだろう、あんなものがあるから生徒は黒板をそのまま写すことに没頭して、考えながらメモを取ったり、自由に発想することをしなくなる、本当はノートは真っ白帳がいいのに、みたいなことを言っていた。
当時は、(えー、罫線なかったらきれいに書けへんやん)と思って理解できなかったが、今なら分かる。
たとえ真っすぐな字が書けなくても、やっぱり真っ白帳がいい。
ドットも方眼もない、本当の真っ白帳が私は好きだ。

コクヨのノート開発の偉い人へ。

お願いですから、真っ白帳も作ってください。
真っ白帳じゃないと、詩が書けません。
by nekomachi_fumiwo | 2007-06-15 03:20 | 文房具ぶんぶん倶楽部