猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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津波と羊水と私。

船の上で、阪神百貨店か阪急百貨店の社員と知り合いになる。
私は今職場で推し進めているプロジェクトJについて、この社員にも営業するかどうか迷う。
迷いながら、とりあえず社員の自己紹介や自社PRを聞く。
船上でめでたいことがあるらしく、社員は紋付はかまを着て、酒を飲んでいるのか顔が赤い。

船の上にある階段に水が流れている。
よく見ると、流れる水の表面には油が浮いて光っている。
その水が流れ着いてたまったところで子どもが遊んでいる。
汚いよと教えてあげる。

社員と話していると、船上に英語のアナウンスが流れる。
もちろん意味が分からない。
しかし、口調から緊急性を感じる。
「ディグリー」という言葉を繰り返している。
船の上の階段を流れていたはずの油がいつのまにか乾いている。
私は「ディグリー」の意味を思い出そうとする。
しかしどうしても思い出せない。

異常を感じる。
津波が来ると思う。
津波が来る。
ものすごい波が来て、たぶん私は即死した。

羊水のようなものに私は浮かんでいる。
胎児のポーズで全裸である。
私はそれを水槽の外から眺めている。
私以上でも私以下でもなく、それは間違いなく私である。
目を閉じているときはこんな顔をしているんだなと思いながら、私は水槽の中の私を見つめている。
水槽の中の私がゆっくりと目を開ける。
あ、と思って見ていると、またゆっくりと目を閉じた。

その瞬間、私は私が死んだことを知る。
いや、「死んでいたこと」を知る。
私は本当は死んでいたのだ。
津波はもうずっと前のことだっだのだ。
私は死んだまま長いことこの世界で生きていたのだ。
私はこのことを皆に知らせようとする。

うさむしがいる。
うさむしに勢い込んで話すが、まったく相手にされない。
私は分かってほしいと焦れるような気持になる。
本当は死んでいるということを伝えないのは、フェアじゃない気がするのだ。
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by nekomachi_fumiwo | 2007-03-12 13:01 | 夢日記