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猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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幼な心と残り福。

うさむし社長のおじいさまがお亡くなりになったということで、昨日はまにすたと二人でえべっさんの「残り福」に出かけた。
うさむし社長は工房の人たちと前日の「本戎」に出かけており、そこで引いたおみくじが「半凶」だったとかで、そのおみくじを今宮戎に結んで来るという重要な任務を仰せつかってしまう。

福娘にときめきながら神社の正面に回り込み、以前のえべっさんで買っただるまをお返しする。
さい銭を投げ込み、できるだけ短い言葉で願いごとをする。
いつもは微動だにせず長時間あれこれ祈る派だが、まにすたの動きが非常に素早い。
もたもたしていると、いい年をして迷子になってしまいそうな勢いである。
うさむしのおみくじを結び付ける前に、われわれもおみくじを引くことにする。

まにすたは「吉」。
私は「凶」。

ああ・・・

血走った目でおみくじを読んでみると、「幼な心を忘れてしまっている」ことがあれこれ諌められていた。
とりあえず待ち人は来ず、病気は軽く見ていると重いらしい。
そういえば今年の三日に住吉大社で引いたおみくじにも、「邪な心が垣間見える」みたいに書いてあったっけ。
最近お金のことばかり考えているからであろう。
何もかもお見通しというわけか。

でもまあ、「凶」といっても悪くて去年と同じくらいであろう。
去年はえべっさんでおみくじを引いていないから比較はできないが、もし引いていたら「大凶」とか「猛凶」とか「爆凶」とかそんなんだったにちがいない。

結ばれたおみくじでぎゅうぎゅうになっているところをかきわけて、力いっぱいおみくじを結ぶ。
もしかして、こういう「自分自分」なところがいけないのか?
それにしても社長が「半凶」で営業部長が「凶」のうさむしわーくすって・・・
「マイナスとマイナスかけたらプラスやで」というまにすたの言葉を信じて前進あるのみ。

神社を出たところで小さなだるまを買い、露店をのぞきながら難波方面にぶらぶらと歩いていく。
まにすたと話しているとすぐにお金儲けの話になり、そのたびに「幼な心が・・・」と自分を戒めるはめになった。

さて、数ある露店の中からジャンクフード好きのわれわれが選んだのは「ポテコロ」である。
小ぶりなじゃがいもを丸ごと油で揚げ、鉄板で軽く炒めたものをカップに1杯で400円。
塩でもバターでもマヨネーズでもなんでもかけてよい。
1カップをまにすたと半分こして食べた。
ジャンキー!
めっちゃおいしかった。
本当にテキ屋なんか?というくらい線の細いお兄さんが売っていたのも好ましかった。

そのあとはまにすたと和食が美味しい店で長時間話し込む。
やはり「幼な心」からはかけ離れた一獲千金の話ばかりであった。
by nekomachi_fumiwo | 2007-01-12 23:55 | 日記