現金を持ち歩かない派の敗北。
2006年 07月 05日
ドラッグストアのレジへと続く長い長い列に並んでいるとき、ふと気になって財布の中身を確認すると290円しか入っていなかった。
あと一人というところまできていたが、あわてて商品を戻しに列を離れた。
情けない。
よく似たことが以前にもあった。
あれはまだ書店員だった頃。
休憩時間が重なったウサムシと一緒に本屋の近くのロー@ンにお昼ご飯を買いに行ったときのこと。
レジでポイントカードを出し、お弁当をあたためてもらいながら財布を開けてさあ大変。
数十円しかお金がない。
お弁当はすでにあたたまってしまった。
背伸びをし、店内をきょろきょろしながら私は叫んだ。
「う、うさむし・・・!!」
何かおもしろいものでも発見したのかと目をきらきらさせてカンガルーのように駆け寄ってきた彼女にお金がないことを説明し、貸してくれと拝み倒した。
「ふみちゃん、社員やろ・・・」
しぶしぶお金を貸してくれたウサムシのおかげで難を逃れた。
現金をあまり持ち歩かない主義だといえば聞こえはいいが、クレジットカードも絶対に使わない。
単にお金を銀行等から引き出していないだけだ。
要は無精者なのである。
しかしあのときはウサムシがいて助かった。
ロー@ンにはいつも誰か彼か休憩中の同僚がいたが、お金を借りるとなると話は別だ。ロー@ンの店内であんなに切羽詰まった大声を出したのはあのときが最初で最後である。
あと一人というところまできていたが、あわてて商品を戻しに列を離れた。
情けない。
よく似たことが以前にもあった。
あれはまだ書店員だった頃。
休憩時間が重なったウサムシと一緒に本屋の近くのロー@ンにお昼ご飯を買いに行ったときのこと。
レジでポイントカードを出し、お弁当をあたためてもらいながら財布を開けてさあ大変。
数十円しかお金がない。
お弁当はすでにあたたまってしまった。
背伸びをし、店内をきょろきょろしながら私は叫んだ。
「う、うさむし・・・!!」
何かおもしろいものでも発見したのかと目をきらきらさせてカンガルーのように駆け寄ってきた彼女にお金がないことを説明し、貸してくれと拝み倒した。
「ふみちゃん、社員やろ・・・」
しぶしぶお金を貸してくれたウサムシのおかげで難を逃れた。
現金をあまり持ち歩かない主義だといえば聞こえはいいが、クレジットカードも絶対に使わない。
単にお金を銀行等から引き出していないだけだ。
要は無精者なのである。
しかしあのときはウサムシがいて助かった。
ロー@ンにはいつも誰か彼か休憩中の同僚がいたが、お金を借りるとなると話は別だ。ロー@ンの店内であんなに切羽詰まった大声を出したのはあのときが最初で最後である。
by nekomachi_fumiwo
| 2006-07-05 23:58
| 日記