猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
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猫町ハンジ(20)。

妹が「進撃の巨人」のコスプレをするという話から、もし自分がコスプレをするとしたらという妄想をスタートさせるまでにそう時間はかからなかった。

普通に考えるとハンジさんということになるが(ストーリーを全然知らない時に絵を見て似ていると思った)、中途半端に似ているとイタい気がするし、それより何より圧倒的に若さが足りないんだよなあ。
せめて大学生の頃にチャンスがあれば…と思うが、その頃はエルヴィンくらい短髪だったからしかたがない。

そんなことをつらつらと考えていると思い出すのが、大学生の頃していた某大学病院の小児病棟でのボランティアだ。
長期入院で学校に行けない子どもたちに勉強を教えたり、遊び相手になったりしていた。

その頃私は心理学科にいて、臨床系に進むか実験系に進むか迷っており、とにかく子どもが苦手であることを克服する必要性を感じてこのボランティアに参加したのだったが、結論から先に述べると子どもへの苦手意識はまったく克服されなかった。

というのも、彼らはすでに子どもではなく大人だったから。
日本全国からやって来て入院している彼らは日々医者や看護師などの大人ばかりに囲まれ、小さい大人といった風情だった。
もちろん中にはいかにも子どもらしい子どももいたのだが、私と気が合うのは大人びた子どもたちばかりだった。

そんな彼らが大好きなのは私を「男か女か分からない」と言ってからかうことで、事実当時はしょっちゅう男に間違われていたのでしかたがないが、学生証を子どもたちに取り上げられ、男!男!とはやしたてられるなど、情けない思い出がいくつもある。

コスプレの話から病院のボランティアの話を思い出したのは、「進撃の巨人」で私に似ているハンジさんという人が、性別不明の設定だからだ。
もし当時このアニメがあって、まあ子どもは見ないかもしれないが見たとしたら、間違いなくハンジ!ハンジ!とからかわれていただろうなと思ったのだ(まあ髪型はエルヴィンだったから気づかれなかったかもしれないが)。

彼らについては時々思い出す。
症状が重くなりベッドから動けなくなってしまった子や、視力がどんどん落ちてマリオカートが出来なくなってしまった子、いつも何かの管につながれたまま熱心に勉強をしていた子など、あれからどうなったのかなと思って。
誰か、「ナイトスクープ」みたいな番組で、あの時の男か女か分からなかった人に会いたいって私を探してくれたらいいのに。

ハンジさんを見ているとなんだかそんなことをいろいろと思い出す。
あの子たち、みんな元気になっただろうか。
もうとっくに結婚して父親とかになって今の私を馬鹿にしに来てほしいのに。
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by nekomachi_fumiwo | 2013-10-05 21:18 | 日記