人気ブログランキング | 話題のタグを見る

猫と相撲と文房具(ときどき野球)。猫町フミヲの妄想の日々。


by nekomachi_fumiwo
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

丸くなってスピッツ。

ハナヲが不調。
毛玉を吐く場所を探しあぐねているのか。
今までは家が広かったから気づけばこっそりどこかに吐いていたけれど、狭くてなんだかやりにくいのかもしれない。
嘔吐のしぐさなんて思えば見たことなかった。
ハナヲハナヲ、とおろおろする。

考えれば考えるほど怖いことばかりでスピッツを聴きながら丸くなって過ごす。
スピッツの曲は言うまでもなくどれも素晴らしいが、一番好きな歌はと聞かれて即答するのは「冷たい頬」だろう。
いつ聞かれてもきっとそう。
もしくは「日なたの窓に憧れて」。
でも一つだけと言われたらやっぱり「冷たい頬」。

あの歌の世界を愛している。
歌詞のすべてを愛している。

ある歌が好きだというとき、人はその歌に何を見ているのかと思う。
歌の主人公に自分を重ねているのだろうか。
歌われている物語に親近感を感じるゆえだろうか。

「冷たい頬」に歌われている世界は私の何とも重ならないように思う。
なのにその世界がとても理解できる気がする。
分かりすぎる気がする。
それはどういうわけなのだろう。
分からぬままに惹かれ続ける。

それにしても歌詞の一発目からこんな言葉を持って来られる才能はすごい。
それは「日なたの窓に憧れて」しかりだ。

きっともっと素敵な歌はスピッツにたくさんあって、聴き出すとあれもこれもとぞろぞろ出てくるにちがいないけれど、「冷たい頬」はいつも心の取り出しやすい位置にある。

歌詞を調べるついでにYouTubeなど見てしまう。
なんでしょう…スピッツの4人は夢って感じがする。
大人になっても仲良しの子どものままみたいでずるい。
草野マサムネにいたってはもう。

たぶんそれが一番焦がれてしまう理由なのだろう。
by nekomachi_fumiwo | 2009-11-16 14:39 | 日記